日本の都「京」。
日本に仏教が伝わって千二百年以上の永きにわたりその中心として文化と伝統を作り続けてきました。その中でも「念珠」という道具は各宗派それぞれにカタチを変えつつも、親から子へ、故から孫へと人々の心を繋いできました。
念珠の中でも、「京念珠」は、特許庁に商標登録された京都珠数製造卸協同組合の伝統工芸品です。
京都は、平安建都から東京遷都にいたる一千年以上に渡って、日本の首都機能を担ってきました。
明治維新で政治的機能が東京に移されましたが、宗教的な首都機能は残され、今もなお、日本仏教の中心の地位を占めています。その歴史的地域特性によって育まれたのが、京念珠です。職人たちは、伝統的製法を保持、発展させてきました。京念珠は、まさに京都の街の歴史的地域特性を示すブランドなのです。
コロナ禍以前は展示会などで特設ブースで大変好評をいただいておりました「京念珠」。この度、長岡本店での展示販売を始める運びとなりました。
男性用・女性用の一重タイプの片手念珠をはじめ、浄土真宗・浄土宗・曹洞宗・日蓮宗・天台宗・臨済宗・真言宗など各宗派の主玉108個の2重タイプの正式な念珠まで展示しております。
また、材質や色などお好みをお聞きしてお取り寄せやオーダーメイドなども出来ますのでご相談ください。