掛軸とは・・・
掛軸(かけじく)とは、書や東洋画などを掛けて鑑賞できるように表装したもので、下端に装着した軸木に巻きつけて保管する。
書画などの周囲に表装裂(きれ)や紙を配し、複合材料を継ぎ合わせて、裏打ちを施して調整し、補強する構造である。
表装された作品(掛軸)は、床の間などに掛けて鑑賞される。掛物(かけもの)とも呼ばれ、日本の室内装飾では重要な役割を果たしている。
掛軸は日常掛、季節掛、慶事掛、仏事掛、節句掛など様々な種類が存在するが、それぞれ時節や行事、来客などによって最もその場にふさわしいものに掛け替えて楽しまれる。
春には桜、夏には朝顔・・・お祝いの時には鶴亀、仏事の時には南無阿弥陀仏といった具合にその場その場の雰囲気を最も大切にした掛軸を飾るのがルールである。
掛軸の楽しみのひとつはその場、その瞬間に最もふさわしい物を選ぶ事である。
近代は創業から50年、掛軸製作・販売と修理のプロフェッショナルとして、新潟県全域の多くのお客様からご依頼を受けております。掛軸・表装・修理などお困りごとがございましたらお気軽に、ご相談ください。
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